Home > 先祖供養の基本 > 戒名とは

戒名とは

■戒名の本当の意味

日本では、仏教式の葬儀を行うのが一般的です。

仏教式の葬儀では、亡くなった人に、「戒名」という新しい名前が授けられます。

亡くなった人の、生きていたときの名前を「俗名」と呼び、それに対して、死後の世界での名前が「戒名」です。

宗派によっては、戒名ではなく、「法号」や、「法名」というところもあります。

戒名というと、なんとなく堅苦しく聞こえるかもしれませんが、お葬式を経験したことがある人は、必ず目にしたことがあると思います。

この戒名ですが、前述したように、亡くなった人の死後の世界での名前という解釈が、今では浸透し、一般的になっていますが、本当の意味は、実は異なります。

そもそも戒名とは、俗世を捨てて出家し、仏門に入った人につけられる名前なのです。

仏教に残りの人生を捧げ、戒律を守ることを誓って授けられるのが戒名です。

本当の意味での戒名は、亡くなった人ではなく、生きている人に与えられるものだったのですね。

■日本の一般的な死生観と戒名

主に仏教式の葬儀を行う日本では、「人は亡くなったら成仏する」という考え方が一般的です。

成仏とは文字通り、「仏に成る」ですから、仏となったご先祖様を崇拝するという、祖先崇拝が浸透しているというのは、自然なことだと思います。

亡くなった人に、戒名を授けるという行為は、実は日本独特のものです。

死生観の違いから、海外ではほとんど行われていません。

■戒名の現実

戒名は、亡くなった人を供養するという意味で、日本では当たり前のように行われています。

しかし、戒名を授けてもらうにも、お金がかかるというのが現実です。

死後の世界では、身分の違いに関係なく平等だという思想があるにもかかわらず、戒名にはランク分けがあり、戒名料を多く払った人には、良い位の戒名が授けられるということが、実際に行われているそうです。

その戒名料には、今でも、定価が定められているわけではなく、宗教的な思想と、消費者の視点との価値観の違いが問題になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事をお読み頂きありがとうございます
この記事を有用と思って頂けたのなら、是非ソーシャルメディアにてご紹介ください。

同じカテゴリー記事

ページのトップに戻る